「 月別アーカイブ:2015年10月 」 一覧
デイサービス開業 マシン納品風景①
皆様、おはようございます。
全国的に秋晴れの気持ち良い日々が続いていますね。
さて、今回はマシンの納品風景になります。
マシンにはローラー(車)が付いており、押して運びます(納品します)
そこで懸念されるのが玄関幅と段差。
玄関が狭くマシンが入らない施設も多いので、その場合は玄関を外します。
続いて段差。
小差なら問題がありませんが大きいとその衝撃で
マシンのバランスが崩れたり、中のモーターに影響が出る場合があります。
その場合は”ステージ作り”と呼ばれる段差埋め込み作業を実施
(特に玄関は段差の多い箇所です)
この作業にノウハウが詰まっています。
(トラックの駐車の関係で時間との戦いにもなります)
弊社では指定専門ドライバーを配置して迅速、安全にステージ作りを行っております。
コンパネの下には滑り留め、重さに耐えられるような鉄板重ね、
数種類の木型などを駆使して作り上げていきます。
また、マシンの回転スペースなども計算します。
ここまでくれば簡単に押して納品できます。
最後は設置して終了です 🙂
2015/10/30 ブログ
独立・起業を介護ビジネスで実現 物件探しのイロハ③
皆様、こんにちは。
物件探しのイロハ③(最終)になります。
最後は「静養室」「事務室」「相談室」について。
こちらも前回のトイレ同様、デイサービスの設置基準上、大きさ(広さ)に制限はありません。
なので、この部屋(室)をどう間切っていくか(設計していくか)、
逆に言うとこの間切り具合で機能訓練室の大きさ(=定員)が決定致しますので
物件探しの大きなポイントになります。
イロハのイ:静養室(約2m2)
・ベットが1つ入る事。
・1面以上が壁で後はカーテンで覆われる形
その他ローカルルールでは2面が壁、3面が壁などの条件があったりもします。
*「室」と名称はついていますが、実際はベットスペースと言った方
分かり易いと思います。
イロハのロ:事務室(約4m2)
・椅子×4脚、机×1
・個人情報が漏えいしない事
個人情報の概念から個室設計が求めれられますが、1部ローカルルールでは
パーテンションの間切りで認められている所もあります。
イロハのハ:事務室(約8m2~)
・電話、PC、コピー機などスタッフが事務作業を行うスペース
*上記を満たしていれば机やイスの数に制限はありませんがスタッフの実働スペースなのであまり狭い作りはお奨めしません。
ご覧頂いた通り介護保険上、様々な条件があります。
特に一番先にチェック(確認)すべき事は地方自治体が各自で設けるているローカルルール。
事務室や相談室をパーテンション間切りでOKであれば、自由頻度も高くなり、
リフォームも低価格で抑える事ができます。逆に全て個室であれば、ある程度費用はかさみます。
その他、リフォーム上、極力デッドスペースを作らない事や(間四角な物件は意外と少ないので)
玄関や靴箱、柱などは機能訓練室から除外されますので十分注意して下さい。
デイサービス面積は内寸で判定されます。
チラシや不動産屋に貼ってある物件面積(情報)はいわゆる「壁芯」になっているので
実際はそれより数m2小さくなる事を頭に入れておいて下さい。
また、違法建築の有無、消防設備などの確認は最初に必ず確認して下さい。
(開設前に管轄消防署より消防点検が必ず入ります)
最後になりますが物件探しは「ご縁」のような所も多々あります。
まずは優先順位(場所、家賃、築年数、面積、駐車場の有無)などを決定した後、
お探しする事をお勧めします。
*上記内容は弊社独自の試算、モデルとなりますので予めご了承下さい。
2015/10/27 ブログ
独立・企業を介護ビジネスで実現 物件探しのイロハ②
皆様、こんにちは。
前回に引き続き物件探しのイロハ②になります。
今回は「トイレ」ついて。
よく聞かれるのが「個数」や「障害者対応や車いす対応」、「手すり設置」の有無。 実はデイサービスの設置基準上(申請上)、トイレについての指定(仕様)はありません。
普通の一般向けトイレでOKです。
しかし、実際は地方ルール(地方自治体ルール)を定めている所もあります。 例を挙げると大阪などは設置個数2、1つは車椅子対応である事や、 呼び出しベル設置やスタッフ用トイレと分けるといったルールを明示している自治体もあります。 前回、ご説明したように機能訓練スペースには限りがあります。 トイレを2つ作る事はスペースの問題以上にその設置(工事)費用。 もともとトイレの無い場所にトイレを作る為には下水工事が絡みます。これは安くありません。 また、いわゆる「便器」も決して安くありません 工事費込で100万~試算が必要になってくる場合もあります。
イロハのイ:トイレ設置基準について トイレ設置基準について先に地方自治体ルールを確認する。
イロハのロ:手すり、呼び出しベルの設置 脳梗塞などで片麻痺の方もいらっしゃいます。左右の手すり(昇降式も可)の設置、 後付けでOKなので無線式の「呼び出しベル」などがあると安心してご利用頂けます。 また、意外にトイレからの立ち上がりに苦労している方もいらっしゃいますので 便器(洋式)の正面(立ち上がる側)にも昇降式の手すりがあると重宝されます。
イロハのハ:トイレ環境 おむつ、手袋準備の他に男女それぞれ用のスエットズボン(ジャージ)を各M,Lサイズを 用意しておくと緊急時に役立ちます。 また、男性の方向けに「小(便)も座って行うと安心してご利用できます」といった張り紙し、 小(便)も座って行って頂くようにお願いすれば、環境面、衛生面(飛散などの掃除)などに 有効かと思います。
*上記内容は弊社独自の試算、モデルとなりますので予めご了承下さい。
2015/10/23 ブログ
独立・起業を介護ビジネスで実現 物件探しのイロハ①
皆様、こんにちは。 すっかり秋らしくなって参りました。 食欲の秋、運動の秋、芸術の秋など、何を始めるのにも適している季節ですね。 さて、今回からは(不定期ですが)リハ型デイサービス開業までのイロハをお伝えして参ります。 最初1回目は「物件編①」 私達にご相談頂く皆様の最初のお悩みが「良い物件が見つからない・・」です。 良い物件とは云々をお伝えする前にまずは介護保険上で定められた基準を明示します。 <物件基準> ①1人=3m2以上の機能訓練スペース ②トイレ ③相談室、静養室、事務室スペース これだけ見ると、さほど難しく無い条件かと思われがちですが、 ここに”イロハ”があります。 今回は①の「1人=3m2以上の機能訓練スペース」についてご説明します。 イロハのイ:1人=3m2以上の機能訓練スペース 実は独立・開業において最も大切な条件になります。 この1人=3m2以上と言うスペースが受け入れる【利用定員=売上】を決定します。 例えば・・・ 10名定員のデイ開業を検討するならば30m2以上(約10坪)の機能訓練スペースが必要。 60m2以上(約20坪)の機能訓練スペースがあるなら20名定員での運営が可能。 物件検討として利用定員から物件を探すか、物件を決めておいて後から利用定員を決めるか、 になります。 その答えは「どちらかでも大丈夫」と言う事。 新規テナントを借りるなら先に利用定員を決め、その大きさに見合った物件を探す事もOKですし、 「是非、この場所で開業したい」や「遊休不動産」の空き利用をお考えなら、 その大きさを基準にした定員を決めていく事も有効手段です。 イロハのロ:機能訓練スペース以外の必要スペース 「利用定員15名だから45m2あれば大丈夫」・・・ではありません。 冒頭②③あるようにそれ以外にトイレや相談室、静養室や事務室などが必要です。 仮に45m2のテナントがあった場合、そこから上記を抜いていきます。 45m2ートイレ(2m2)ー相談室(4m2)ー静養室(2m2)ー事務室(8m2) =29m2 更にここから玄関や作り戸棚、間切りでできた死角スペース、地域によってはウォーターサーバーなど 機能訓練スペースとは認められないスペースが行政指導で省かれていきます。 結果、当初45m2(定員15名)で計画していたデイサービスが 機能訓練スペースが省かれ省かれ、最終的には20m2(定員6名)・・・なんて可能性もあります。 イロハのハ:機能訓練室のチェック事項 ・機能訓練室スペース以外のスペース(相談室、静養室)も計画にいれる ・理想は20~30坪 ・固定家具は極力、導入しない 現在は各自治体が「事前協議」などを行っております。 理想物件が見つかったら、まずは図面を持ってご相談に行く事をお奨めします。 (事前協議をしないと開設を受け入れない自治体もあるのでご注意を) *同内容・同条件は弊社独自の試算になります。予めご了承下さい
2015/10/22 ブログ
国際福祉機器展H.C.R2015満員御礼
皆様、こんにちは。
気持ちの良い秋晴れ続いています。
そんな中、先週開催された国際福祉機器展H.C.R2015。
お陰様で多数の皆様にご来場頂きました。
誠に有難うございました。
特に認知症予防データを目的に展示致しました
新製品「脳活リハ まゆっこ」は行列ができる程、ご好評頂きました。
来年の製品化を楽しみにお待ち下さい。
2015/10/15 ブログ
国際福祉機器展開幕!
皆様、おはようございます。
気持ち良い秋晴れの中、今年も国際福祉機器展H.C.R2015が開幕致しました。
新製品「まゆっこ」も展示しております。
是非、ご来場下さい
2015/10/07 ブログ