高齢者が交通事故を起こすたびに度々話題になる「運転免許証返納」問題。
実際に75歳以上の死亡事故は384件と3年連続で増加中。
その数は75歳未満の2倍となっている。
他方、免許返納後の「生活の足」をどうするか。
首都圏のように公共交通機関が充実していれば移動できるが地方の主要移動機関であるバスなどは、年々廃線傾向にある。
実際に運転する車メーカーも急加速抑制装置やレーダーやカメラを使った安全サポート車を開発し事故予防に努めている。
また、運転免許証を返納すると社会との繋がりが減少し要介護になる確率が上がると言うデータも出ている。
交通事故のリスクと「生活の足」の確保、これも高齢化社会の重要な課題と言える。
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